お見積り用語集

フィラー擦り込みとは?

読み方:ふぃらーすりこみ

フィラー擦り込みとは、建築物のコンクリート、モルタル及びタイルなどのひび割れ修繕をする際に、Uカットせずにシーリング材を注入して補修する方法です。Uカットとはひび割れが再発しないようにひび割れを中心に幅10mm程度、深さ10~15mm程度に壁をカットし、そこにシーリング材を充填する方法です。一般的に1.0mmに満たない小さなひび割れにはフィラー擦り込みの工法が適用され、1.0mm以上の比較的大きなひび割れの場合はUカットシーリングが適用されています。フィラーは詰め物、埋め物という意味があり、それをひび割れ部分に擦り込むのでフィラー擦り込みと言われており、フィラーに使用される材料は、セメント、モルタル及び合成樹脂などが多く、修繕する場所によって使いわけられます。

   フィラー擦り込み  

大規模修繕工事とフィラー擦り込みの関連性

大規模修繕工事の際、小さなひび割れはフィラー擦り込みで!

ひび割れは、マンションの居住者様が目視でき、最も目に付く外壁の劣化状態です。約10年に1度行われる大規模修繕工事では、ひび割れの大きさによってその修繕工法はわけられます。フィラー擦り込みは比較的小さな(一般的に1.0mm未満)ひび割れに利用される工法です。大規模修繕工事で外壁塗装を行う場合、その前に必ず下地補修を行います。その下地補修の1作業としてフィラー擦り込みは行われます。大規模修繕工事のお見積もりをチェックする際に重要なことは、ひび割れ補修が何mm未満の場合フィラー擦り込みが適用され、何mm以上の場合にUカットシーリングが適用されるかです。一般的には1.0mm未満はフィラー擦り込みでと表記しましたが、弊社では0.3mm程度のひび割れの場合だけに適用しています。ひび割れの修繕は、Uカットシーリング工法が最適ですが、フィラー擦り込みと比べ材料費や手間がかかるのでお見積もり金額が高くなります。

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