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ライニング配管とは?

読み方:らいにんぐはいかん

ライニング配管とは鋼管の内側に錆止めや、液体の付着防止、管内部の摩耗防止、管と流体の電気的絶縁等の目的の為にタールエポキシ、モルタル、ゴム、テフロン、塩ビ管等を接着した、建築配管のことを言います。日本全国に集合住宅やオフィスビルが数多く建設された高度経済成長時代には建築構造の耐久性がUPする一方で生活に不可活な水道の赤水発生など数々の問題が起こってきました。この問題を解決する管材として開発されたのがライニング配管です。強度と衛生面で優れるほか、コストが安い、施工がし易いなどの優位性が認められ、給排水、給湯、消火管、空調設備などの建築配管に幅広く利用されています。今ではライニング配管は水のライフライン確保には欠かせない存在となっています。

大規模修繕工事とライニング配管の関連性

大規模修繕工事において、配管のチェックは必要な項目になります。特に、老朽化したマンションで最も痛みが激しいのが配管になります。特に30年以上前に建てられたマンションやビルでは、鉄製のステンレスが材料の配管が使われていることが多く、いかに腐食耐性の強いステンレスといえど、長年空気や水にさらされる事で金属腐食が進み、腐食した金属が水の中に入り込んで健康に害を及ぼす可能性が出てきてしまいます。30年前の建物に関しては、大規模修繕工事の一部として、配管修繕をする際にライニング配管が取り付けることが多く、これは金属性の配管と比較して工事の取付が簡単なことや、長期間利用しても危険性が少ない事もあり利用されているようです。

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