お見積り用語集

天井換気口とは?

読み方:てんじょうかんきこう

天井換気口とは、室内の空気を循環させるために天井に設置されている換気口のことです。一般によく見られる場所として、トイレやバスルームに設置されています。 空気の熱の伝わり方として、熱い空気は上昇し、冷たい空気は下降します。その為、熱い空気を室外へ排出して新鮮な空気を取り込む空調の調整には天井換気口が必要になります。 戸建の場合は、トイレに窓が設置されているため天井換気口が付いていないこともありますが、マンションの場合では、トイレやバスルームに窓がない住戸も多く、天井換気口(換気扇)が必須となります。マンションの天井換気口は、天井裏に設置されている排気ダクトへ繋がっており、そこを通って空気を排出しています。 住まいにおいて空気を調整する役割をもつ換気口は、欠かせないアイテムとなります。

大規模修繕工事と天井換気口の関連性

天井換気口に繋がる排気ダクト清掃も大規模修繕工事の修繕部位にあげましょう

マンションの大規模修繕工事を行う修繕部位は、共用部分に該当する箇所になります。それぞれの区分所有者の専有部位は修繕の対象とはなりません。各住戸のトイレやバスルームに設置されている天井換気口も専有部になるので大規模修繕工事の修繕部位にはならないことが通常です。しかし、天井換気口に繋がっている排気ダクトに関しては、マンションごとによって専有・共有の区分の線引きが違っているので区分細目表(マンションを構成する部位のどれが専有か共有かをまとめた一覧表)を確認するとよいでしょう。専有となっている場合でも、経年によってマンション全体の排気ダクトが塵やホコリで詰まってしまうことがあります。その場合、管理組合側で共有として管理して全戸一斉にダクト清掃を行う必要が出てくる場合もあるでしょう。その場合には、大規模修繕工事の修繕項目にあがることがあります。
このように専有部でもマンション全体に関わることであれば、長期修繕計画の項目としてあげておくとマンションの寿命を長持ちさせることに繋がります。天井換気口に繋がる排気ダクトの清掃は、区分所有者が行うのか共有での修繕対象とするのか問題となることもしばしばあるので、前もって考慮するとよいでしょう。

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