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スリーブキャップとは?

読み方:すりーぶきゃっぷ

スリーブキャップとは、エアコンの室内機と室外機を結ぶ冷媒、熱媒の配管、ドレン配管、電線を通すための穴をふさぐキャップのことです。別の呼び名で、クーラーキャップやウォールキャップとも言われます。
スリーブキャップの素材は、主に樹脂製・ステンレス製・アルミ製が多く、一般的にネット通販やホームセンターなどでも簡単に入手できます。その形は、冷媒管を通す穴が丸いことが多い為に丸型がメインとなっていますが、中には角型のものもあります。普段、頻繁に取り外しなどを行うものではありませんが、エアコン取り付け時に専門業者が冷媒管を通す穴に取り付けてから配管などを通します。普段は、その配管が通っている状態でエアコンを使用するので、キャップを取り外していますが、引越の際にエアコンを取り外す際にはキャップが必要となるので、大切にキャップ部位を保管しておきましょう。

大規模修繕工事とスリーブキャップの関連性

大規模修繕工事におけるスリーブキャップの交換について

最近では、エアコン普及率が90%を越え、保有世帯の平均台数も約3台ほどになっています。マンションでも例外はなく、ほぼ全世帯がエアコンを保有しているため、全戸の壁に配管を通す穴が開いているといってもよいでしょう。
スリーブキャップは、その配管を通す穴の部分に閉鎖キャップとして設置されているものです。このスリーブキャップは、外部と穴を通して繋がっているため、日常の風雨の影響や経年によって破損や劣化をしてしまいます。また、スリープキャップと壁の穴との接合部をコーキングしているので、コーキングが経年劣化することがあります。そこで、頻繁ではありませんが、大規模修繕工事のときに交換が必要となります。劣化した状態のままですと、スリーブ管の未使用時に室内の気密性が保たれなかったり雨水の侵入を防止できなくなってしまうからです。
スリーブキャップは、普段気に留めない部位でもあるので、大規模修繕工事の調査の際に全戸分の状態をしっかりと診断するとよいでしょう。

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