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連結送水管ボックスとは?

読み方:れんけつそうすいかんぼっくす

連結送水管ボックスとは、連結送水管を収めているボックスのことです。また、連結送水管とは、消防隊専用栓とも言われ、火事が起こったときに消防隊が消火活動で使用するための設備のことです。連結送水管は、送水口・送水配管・放水口から成っています。有事のときにポンプ車が止めやすい場所に送水口があり、その送水口から加圧した水を送ります。送られた水は送水配管を通って建物の各箇所にある放水口へと届けられるような仕組みとなっています。 連結送水管ボックスは、その送水口や放水口を収めており、扉を開けるとすぐに利用できるようになっています。放水口は建物各階に設置してあり、消火活動をスムーズに行える高さ50cm~1mの位置にあります。

大規模修繕工事と連結送水管ボックスの関連性

大規模修繕工事における連結送水管ボックスの取替え

マンションの連結送水管ボックスは、鉄製で屋外に設置されていることもあり、湿気や風雨にさらされながら10数年経過すると錆びや腐食が進んでしまいます。錆びや腐食が進むと火事が起こった際に扉が開かないことやスムーズな消火活動が出来ないことに繋がってしまいます。そのような事態は、住人の生命にまで関わってくることなので、ボックスの取替えが必要となってきます。連結送水管ボックスの劣化する時期が大規模修繕工事を行う時期と重なることもあり、取替えを修繕工事と一緒に行うことがあります。そのボックス取替えの際に気をつけたいのが、ボックス枠と建物の間のコーキングです。ボックス取替えを行った後に、その枠と建物の間から雨水が浸入しないように気をつけなければなりません。せっかくの取替えですから、コーキングをしていない事による躯体内部の腐食を招いてしまわないようにしましょう。

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