お見積り用語集

下地補修とは?

読み方:したじほしゅう

下地補修とは建物の改築などの際、塗装や防水などの施工をする前に塗面を補修する工事のことです。コンクリートのはがれ・欠損や、コンクリート内部に渡してある鉄筋のサビ、外壁のひび割れ部分、外壁のタイル部分のはがれ等を新しいものに替えて補修をしていきます。下地補修をきちんとすることはとても重要で、工事完了後の仕上がりが良く見えても下地補修がされていなければ、コンクリートの剥がれやひび割れが再び早期に現れてきてしまいます。下地の補修ではコンクリートを削るため、騒音やほこりが発生しますが、建築物の寿命を左右する大切な作業です。定期的に建物の状態を観察し、コンクリートの欠損やサビをみつけたときには放置せずに、こまめに補修を行っていくことが大切です。

外壁打ち継ぎ目地劣化

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階段手摺壁鉄筋爆裂

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手摺壁ひび割れ

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廊下長尺シート膨れ

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大規模修繕工事と下地補修の関連性

大規模修繕工事の必要時期は、下地補修箇所をみればわかります。

大規模修繕工事では、塗装や防水を行います。新しい塗装や防水を行う前に必ずやっておかなければならないことが下地補修です。補修部分にはコンクリートのひび割れや欠損、モルタルやタイルの浮き、鉄筋のサビなどがあります。補修部分が目立ってきたということは逆に大規模修繕工事の時期が近づいてきているという判断材料にもなります。ですから、その部分を意識してみる習慣をつけると、建物の状態を把握できる基準となると思います。この下地補修を中途半端に行い、新しい塗装や防水を行ってしまうと本来その工事が持っている耐久性や機能が低下する原因につながります。大規模修繕工事をおこなう際は、この下地補修に関して、どのような技術で、どのような施工をおこなって行くかを施工業者に確認しておいた方が良いでしょう。

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